（写真＝東亜製薬）
東亜製薬は、症状別に選べる人工涙液ブランド「アイオクール」シリーズの新製品として、「アイオクール リニュー PDRN点眼液」を発売すると発表しました。
今回新たに登場したこの製品は、サケ精巣から抽出したDNA断片成分「ポリデオキシリボヌクレオチドナトリウム（PDRN）」を主成分としています。PDRNは、組織の修復や抗炎症作用、損傷した細胞の再生促進に効果があるとされ、医療や皮膚再生分野でもその有用性が認められている成分です。
現代人はコンタクトレンズの長時間使用やデジタル機器の使用時間が長く、目に微細な損傷が繰り返されやすい状況にあります。ドライアイの症状が続くと角膜の表面が乾燥し、傷がつきやすくなり、視力低下や角膜・結膜の炎症性変化へとつながるおそれがあります。このような場合、栄養補給と損傷回復が非常に重要です。
「アイオクール リニュー PDRN点眼液」は、このようなニーズに応えるべく、ヒアルロン酸を配合。ヒアルロン酸は涙膜の保湿機能を強化し、乾いた目に潤いを与えます。PDRNは損傷した角膜および結膜組織の修復をサポートし、栄養補給・保湿・組織再生の3つを同時に考慮した処方となっています。
「アイオクール」シリーズは、症状に応じて選べる多彩なラインナップを展開。カルボキシメチルセルロース（CMC）配合の「アイオクール 水」0.5％・1.0％は、涙膜を厚く保ち、一般的なドライアイ症状に効果的。「アイオクール プロ」はトレハロース配合で保湿効果に優れ、刺すような痛みの緩和にも役立ちます。
新製品「リニュー PDRN点眼液」は、1回使い切りの個包装で衛生的かつ携帯に便利。どこでも気軽に使用できるのが特徴です。一般用医薬品として分類されており、韓国の薬局で購入が可能です。
東亜製薬は、さまざまな目の症状に応じた製品展開を通じて、ユーザー一人ひとりの目の健康状態に最適なソリューションを提供していく方針です。
